突然ですが、私は結構な大食いです。
でも、痩せているわけではありませんが、いくら食べてもあまり体型が変わらないんです。会社員時代は毎日深夜0時半に夜ごはんをがっつり食べていましたが、それでも特に変わらず...。自分でも不思議に思っていたのですが、ある本を読んで答えがわかった気がします！

その本とは、ダイエットカウンセラーである伊藤友美さん著の『23時から食べても太らない方法』（WAVE出版）。深夜ごはんでも太らないための、食べ方や食材のコツをたっぷり教えてくれます。そのなかで、食事の原則としてこんなことが書かれています！

「『あ～、この時間に食べるから太るのよ......』という気持ちで食べていたら、どうしても太りやすくなります！ ちょっと極論になりますが、“やせる！”と思って食べないと、
やせません。そういう罪悪感をたっぷりかかえながら食べていたり、たとえば“健康と美容のためだから”と、好きでもないもの、おいしくないものを食べたり、多大なストレスを感じながら食事をしていると、かえって太ってしまうこともあるんです」
なんでも、ストレスを感じながら食べると、代謝を下げたり体脂肪を増やすホルモンなどが分泌されることがあるためとか。そういえば、私には「食べたら太る」という考えがありません。幼い頃の私は小食で、背が小さくて身体も細い少女でした。みんなから細い細いと言われて育ったので、「自分は太らない」というセルフイメージが形成されたのだと思います。よく食べるようになった現在も太りにくいのは、まさに思い込みパワーの賜物かもしれません。

では、23時以降の深夜ごはんでは、どんな食べ方をすると良いのでしょう？
「食べたいものを、食べたいと感じたときに食べたい分だけ食べる、というのが一番正しい。おなかがすいたと感じたときが、本当の『食べ時』なんです」
えっ！ そんな大胆なことして本当に大丈夫!?
「女性の皆さんに声を大にして言いたいのは、『男と食べ物は、一番好きなヤツを選べ』ということ。（中略）23時以降に食べるものがすべて悪いんだ、と思いこまず、朝や昼も含めた全体の食生活を見直して、足りない栄養を補給しましょう。食べる順番や組み合わせをちょっと意識して、太らない食べ方を実践してみましょう」
「ケーキが食べたい」と思っているのにシュークリームで我慢しても、ますますストレスが溜まる。男も食べ物も、代用はできないんだと書かれています。わかるわぁ～。好きな食べ物を幸せな気持ちで味わって、食べ方をちょっと工夫する。決して、難しいことではありません。具体的な「太らない食べ方」が知りたい方は、ぜひ同書を参考にしてみてくださいね。